2011年2月28日月曜日

Google Cloud Connect for Microsoft Officeの効果

昨年11月にGoogleが発表していた、Google Cloud Connect for Microsoft Officeがいよいよ正式リリースされた。リリース時期は未定だったため5月頃かと思っていたが、さすがにこのスピード感はすごい。
このGoogle Cloud Connect for Microsoft Officeは、Googleが昨年3月に買収した米DocVerseの製品がベースになっており、元Microsoftのエンジニアがこのプラグインを作ったとのこと。
Googleのブラウザ上で動作する、スプレッドシート、文書、プレゼンテーション機能は、現状では、Microsoft Officeに慣れたユーザーが切り替えて利用するには機能不足であり、情報共有ツールと割り切って使うレベルである。Googleも今後は機能強化をしていくのだろうが・・・
企業のユーザーは、Excelで作業することが多く、Excelファイルを社内・社外ユーザーと共有して、モバイル環境でも見たいというニーズが高い。中小企業のユーザーは、NASサーバーを自前で構築し、リモート環境やモバイル環境も合わせて構築している。
このGoogle Cloud Connect for Microsoft Officeは、NASサーバーの代わりとなり、さらにGoogle Appsメールに切り替えると、自前のリモート環境+モバイル環境が不要となり、一挙にコストダウンすることができる。Google Apps導入に踏み切るきっかけになるかもしれない。

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